タトゥーに使われるインク

タトゥーを入れるには、タトゥーインクをつけた針を肌に刺して、皮膚の奥に色を定着させていきます。タトゥーに使われるこのインクは、どのようなものなのでしょうか?健康に影響はないのでしょうか?
よく、「入れ墨があるとMRI検査が受けられない」と言われます。これは、インクの成分に磁性体と呼ばれる元素が配合されている場合に、MRIの強い磁力に科学反応して火傷を起こすことがあるためです。
また、タトゥーインクの成分には磁性体の他にも、鉛などの重金属が含まれている場合があります。これらの成分は血液内を循環して腎臓や肝臓にたどり着きますが、そこでうまく分解することができず慢性的に蓄積した場合、身体の機能に障害をきたすケースもあります。
タトゥーインクのメーカーは、化学物質安全性データシート(略してMSDS)というもので、その成分について開示するようになっているそうです。タトゥーを入れる時には、これらを参考にして、の有害な成分が入っていないインクを使っているところを選びたいですね。
また、タトゥーインクの種類によってはアレルギー反応を起こす人もいますので、タトゥーを入れる前に、パッチテストをしてくれるタトゥースタジオの方が安心です。
最近では、レーザーで消えやすく体にも害のない「消えるタトゥーインク」などと言うものも出てきているそうです。また、植物性の染料を利用する「ヘナタトゥー」などの手法もあります。タトゥーを入れる時には、安全のことも考えて、身体に害のないものを使っているスタジオを選びたいですね。