レーザー除去法のメリット、デメリット

入れ墨のレーザー除去法とは、医療レーザーを使用して入れ墨を除去する方法です。レーザーによって入れ墨の染料を破壊することで入れ墨を薄くしていきます。QスイッチルビーレーザーやQスイッチYAGレーザー、アレキサンドライトレーザーなどのレーザーを使用しますが、どれを使うかはクリニックや医師によって得意分野があり、異なります。
彫りの深さや色の種類や濃さにもよりますが、一度の治療で完全に除去することは難しく、数か月おきに複数回の治療を受けることで徐々に薄くしていきます。4~8回程度、1~2年程度の期間がかかることが多いようです。
レーザー治療のいちばんのメリットは、切除法や植皮法などの手術による治療に比べて、傷跡が残りにくいと言うことです。また、治療後の生活にも影響がないことや、一回当たりの費用も比較的安いことなどから、レーザー治療を希望する人が多くなっています。
しかし、いいことづくめのようなレーザー治療にも課題もいろいろあります。複数の色が入った入れ墨や明るい色の入れ墨はレーザーでの完全な除去は難しく、レーザー治療では除去できずに、結局、切除法や植皮法を受ける方もいます。現時点では、それらの手術による除去の方が確実性は高いと言えます。
また、除去できるまでに間隔を開けながら何度もの照射が必要になり、1年、2年とかかるケースも多く、短期間で消したいという人には向いていません。トータルすると費用も高額になります。
その他、個人差もありますが、レーザーによって周囲の皮膚がダメージを受け、ケロイドや皮膚の委縮が発生してしまうリスクもあります。